frequently asked questions
クリニックによくお問い合わせ頂くご質問を掲載しています。
このページに載っていないご質問は、お気軽にクリニックまでお問い合わせください。
想像を超えた、「死に値する」くらいの悲惨な体験により、脳や心も、身体と同じように深い傷を負います。
それによって不眠や過覚醒、情緒不安定などが起こり、「その場所に近づかない」ような行動(回避行動)により、日常生活が送れなくなってしまいます。
また、いやな出来事がふとした瞬間に鮮明に思い出され(フラッシュバック)、悪夢になるなどして繰り返し体験することは、大変苦しいものです。
「心的外傷後ストレス障害(PTSD)」といいますが、落ち込みや自信喪失などの抑うつ症状が重なることが多く、「うつ病」の治療をまずおこないます。
あまりに辛く、誰にも話したくないと思われる体験は、お話しなくてもかまいません。心に受けた深い傷が癒えるには、「時間薬」も必要となります。少しずつでもその傷が癒えるよう関わっていきますので、ご相談ください。
初診時は3,000〜5,000円の金額を平均しておりますが、状態によって検査を要した場合や、診断書などの文書料金が加算されると、金額は異なります。ご不明な方は、初診前にお電話にてご相談ください。
また、精神疾患は外から検査観察することが難しいため、初診時は、「詳しいお話」を聞かせていただくことになります。受付から会計まで1時間前後の余裕をもって来院いただくと幸いです。
「不眠」は心療内科・精神科の中で最もポピュラーな症状で、どのような疾患、状態にも多く現れます。
眠れなさの根底に、「うつ病」「統合失調症」「認知症」などが存在していることもありますので、受診下さい。
また睡眠障害の精密検査のために他医療期間をご紹介させていだたくことがありますので、不眠の様子がどのようなものなのか、詳しくご相談ください。
精神疾患の治療は、長い期間を要することがあります。病院や主治医が変更となった場合、そこからまた新しい体制での治療が始まります。その際、これまでの症状や薬物療法がどのようなものだったのかを知ることは、治療の貴重な糧となります。治療歴がおありの方は、前医からの情報提供書をお持ちください。
自立支援医療(精神通院医療)とは、通院医療費の費用負担を軽減するための制度です。対象は、重症かつ定期的に通院される方の、外来診察代・薬代です。これらは「精神科のみ」の対象で、内科等の他科受診や処方薬には適応されませんのでご注意下さい。
■自己負担について
窓口の負担が3割負担から1割負担になります。
世帯の収入に応じて月々の上限額が決定します。
月々の支払いの合計が上限額に達した時点で、窓口での支払いは終了となります。
■手続き
申請は市町村の担当窓口で行います。
毎年更新が必要となります。
【申請に必要な書類】
・自立支援医療費(精神通院)支給認定申請書・医師診断書
・世帯の所得の状況等が確認できる資料・健康保険証
詳しくは、受付でお尋ねください。
当院は、心療内科・精神科の全般的な診療をおこなっております。多い疾患としては、「うつ病」「双極性感情障害(躁うつ病)」「不安神経症」「パニック障害」「適応障害」などです。また物忘れ外来にて「認知症」の方のケアも行っております。
病名にこだわらず、体調が悪く、頭や心の動きが「いつもの自分とはちがう」と感じた際は、お気軽にご相談ください。
・健康保険証
・お薬手帳または薬剤情報提供書(服用中のお薬がある方)
・紹介状、診療情報提供書(転院などの方で、お持ちであれば)
初診時は、問診や検査、お薬の説明などで1時間ほどお時間をいただくことが多いです。余裕を持って来院されることをお勧めいたします。
原則として予約を優先しているため、緊急の場合などを除き、受診は前もってご連絡ください。当日のお電話でもかまいません。予約のキャンセルや変更は可能ですのでご安心ください。