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  • 外に向ける名前

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    看板の案が届きました。

    「ここにある」という情報だけのシンプルなものですが、この樹木を見上げた方が、そこでひと深呼吸ついてもらえたらと思います。

  • リ・フォーム

    いよいよ着工。
    建設予定地の解体が始まり
    玉葱をむくように、部屋がどんどん剥がされていってます。
    そこから残るもの
    それは柱であったり壁であったり
    建物自体を支える硬くて強いものたちです。

    人の心と同じだなと私は思いました。

    私たちが、外部からの刺激によってむきだしにされたとき
    必ずそこにあって
    その人が立っていられる最小の組成物。
    それが「精神」であり
    そればかりはどんな外科手術も手を入れられる領域でありません。

    建物が壊れていくさまをぼんやりと見ながら
    何かを作るときには
    はずされるものと加えられるものがあって
    私たちの仕事は
    その人の生きゆく形を設計士のように再構築することなんだと
    身のひきしまる思いがしました。

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  • グッド・エイジング

    開業を前に、近隣で精神科診療をされている先生方にご挨拶させていただいていますが、想像以上に教えていただくことが多く感謝の毎日です。

    その中でいつもいつも感じるのは「年齢より、お若い」ということ。これがあまりに皆さんに共通しています。

    なぜ歳をとらないのか。

    もちろんそんな大きなテーマへの答えがすぐ出るわけではありません。しかしながら一考、「目標をもつ」ことが鍵になっているのではないかと私は思いました。さらに「それに向かってどんどん進む」こと。去年より今年、今年より来年、来年より再来年。どんどんどんどん、次に次に、進む。

    進むということの生きざまと凄み。

    自分の目指す何かに向かって、のびのびと思いきり歳をとるということ。アンチ・アンチエイジング。つまりそれがグッドエイジングにつながり、ひいてはいつまでも若々しくいれるというパラドックスに

    とかなんとか考えていたら名刺を事務所に忘れてしまったので、引き返します。ご挨拶に遅刻はご法度。急がねばなりません。

  • 空間作り

    imageクリニックの設計が佳境を迎えており、設計士さんと顔をつきあわせながら細かいことを話し合う毎日です。

    私が設計士さんにお願いしていることはとてもシンプルです。「私は感性を喋る、あなたはそれを形にする」ということ。

    精神科の治療はクリニックの入り口から始まります。ドアを開け、受付をすませ、待合室で待ち、呼ばれ、処置を受けたり診察を受けたりしながら患者さんは会計へと向かいます。そして次回の予約をすませて気持ちを切りかえ、またそのドアから外の世界へと出て行くのです。

    つまり入り口から出口まで治療はずっと続きます。そこには暖かい光が差し、新鮮な空気が流れていなければなりません。静けさと賑やかさのバランスがとれた音や、座りやすい椅子や、人との安心できる距離が確保され、また使いごこちも良くなければ意味がありません。つまり「居心地よく機能的な空間」がなければ、治療は始まらないと私は考えます。

    そう言うと、設計士さんは静かに笑います。そして少し考え込みながら、この手にすべてがかかっている、というような顔つきで、非常にクールに青鉛筆を図面に走らせます。その手をみながら私は「あと少しだ」といつも思います。

    その、あと少しあと少し、が幾十にも積みかさなって、クリニック平面はいよいよ完成しつつあります。

  • 川魚

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    朝からどの番組でも「今日は暑いですね」という言葉を聞くので、川へ。緑とせせらぎの音に涼んでいると、不思議と熱いものを食べたくなりました。

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    なのでランチは川魚の唐揚げ。あつあつの揚げたてをほおばると、体温が上昇して高い気温に近づき、さっきより暑さが気にならなくなります。

    「環境を変えるのではなく、環境に合わせてみる」

    そういうことなのかもしれません。